24日は、一日を通して曇りが予報されており、当日の朝も曇天が広がっておりました。
しかしながら、2つの観点から単座機を組ませていただくことに決めました。
まず、前日の気象です。私(学生会員)は前日板倉滑空場の活動に参加していたのですが、前日も一日曇りが予想されていたものの、昼前に晴れ間が見え結局14時ごろに4,500ftのサーマルがあり、本日も気圧配置の変動が小さかったため同様の条件になるのではないかと予想しました。
併せて、9時の時点で中層雲が広がっていたものの下層に積雲列が見えたため、エマグラムの雲低高度は3,500ftが予想されていたことを鑑み滞空可能と判断したことが二点目です。
蓋を開けてみれば10時ごろから晴れ間が見え、積雲も徐々に発達していました。日射が続くにつれ条件が良くなると踏んでいましたが、意外にも複座機はバッタを繰り返していました。同期のMも滞空できず、厳しい戦いになりそうだと思いながら飛び立ちました。
幸いにも滑空場の北側に雲底の黒い積雲が見えたためその下に入りました。
バリオの値は0.5m/sだったものの、Mの話から下層は厳しいだろうと思いこのサーマルで粘って時間経過でサーマルが立ち上がるのを待つことにしました。結果的にこの欲を出さない判断が功を奏しました。
一時は900ftまで落ちたものの、30分かけて2,000ftまでなんとか上げました。そこからはコアの強いサーマルに移し雲底の3,000ftまで上がり、積雲伝いに北西を目指しました。

当日の上空の状況を見つつ、雲底をたどっていけば失高が少なく強気の滑空比25で計算し、館林駅上空まで進出しめぬまフライトサービスとコンタクトするところまで進出することができました。

残念ながら一往復のやり取りで沈下に叩かれすぐに引き返すことになりましたが、無事に目標を達成することができました。
その後は吸い上げ効果で高度を保ちつつ、3時間ほどで着陸しました。
朝の段階では、本当に単座機を出すの…?と言われたりお隣の板倉滑空場は早々に活動中止を決断したりしていた中で、山勘とはいえ予想が当たりこれだけの時間を粘ることができたのは素直にうれしく思います。
今後も「最初に飛んで最後に帰ってくる」グライダーパイロットを目指し精進してまいります。
