今日は15名でスタート。
午前中は、低い雲に覆われ自由なFLTができませんでしたが、午後、南風が強くなるにつれ視程もよくなり、日没ギリギリまでフライトしました。
暑い中、大学生の方が1名体験搭乗で来場され、終礼まで参加していただきました。
オジサン・・・もとい学生航空連盟の温かい雰囲気と、滑空場の緑を存分に楽しんでもらえたと思います。
中学生飛行会員の方は驚きの上達の速さを見せてくれています。
本日は4名の会員が参加。
2名ずつに分かれ、それぞれDiscus bの耐空検査に向けた整備と、ランウェイの草刈りを行いました。
Discusは特に不具合はなく、順調に清掃や給油などのメンテナンスが進みました。
整備性が良く「やっぱりドイツ製はいいね」と機体を褒めながらテントの下で作業を行いました。
草刈りトラクターはエンジンがなかなか始動しない持病を抱えていましたが、
先日、原因がクラッチのセンサー回路の接触不良であることが判明し、今日は調子良くエンジンスタートしていました。
また、教官が大きな雑草を刈り取るための鍬を用意してくださいました。
もう少し涼しくなったら若者たちで大きな雑草の刈り取りを行います。
9/9(土)は4名が参加し、B1-PW-5Dの耐空検査前整備と清掃を行いました。
特にドラムブレーキの作業には手こずり、ブレーキが作動するためにワイヤーを調節したり、ネジ回しを工夫するなど、とにかく頭もひねりました。
前回作業をしたときも全く同じ状況で困ったことを覚えていますが、今回は教官が過去の手順を思い出されたことで無事解決しました。
人間がここまで進歩できたのは、過ちを記録して次につなげていったという、知の蓄積があったからなのだと痛感しました。
我々も記録をして、真夏の太陽の下で長時間作業をせずに済むように努力しなければなりませんね(笑)
また、会員・教官の皆様による草刈り作業も行われ、現在ランウェイはは全面使用可です。
翌9/10(日)の空は、ご覧の通りいかにも上昇気流がありそうな積雲だらけ。
地上では5機のグライダーがスタンバイし、「今日は何時間飛べるかなぁ」とパイロットは意気込んでいました。
しかし、見た目とは裏腹に下降気流が多く、バッタバッタの練習日となりました。
そんな中でも、1時間以上飛ぶパイロットが複数名おり、練習生はその技術の高さに尊敬と憧れを抱いていました。
和気あいあいとした楽しい一日でした。
本日は14名が参加。
朝から面白そうな雲がモクモク。
しかし、始めの2機を上げたところで、あっという間のスコール襲来。
皆、小さくしたテントの中で雨風をしのぎ、上空の2機は雨域が行き過ぎるまで、晴れのエリアで余裕の滞空を楽しんでいました。
その後、風向がガラッと変わったので、RWY31へピストチェンジ。
間もなく再び風向が変わり、RWY13へピストチェンジ。
あわただしいお昼前後でしたが、その後は安定した南東風でした。
今日の主役は飛行会員となって丁度丸3年目の学生会員の方。
本日Discus bへの機種移行を果たされ、初めての機体にも関わらず、2時間越えの滞空と綺麗な着陸を見せ上出来でした。
終礼では、「滑空比42は驚きで、永久に滑空できるのでは・・・と感じました」と、高性能機でのフライトに興奮冷めやらずという感じでした。
NPO法人学生学航連盟では、今後もこのような若いグライダーパイロットを積極的に育成できればと考えています。