本日は寒気が流入し、地上は北風ビュービューで寒いだけでしたが、上空では上昇気流の発生条件が非常に良く、久々にスポーティーなフライトが楽しめる一日でした。
午前中は渋く+1m/s程度の上昇気流で粘るようなソアリングでしたが、徐々に調子良く上がるようになり高度2000ftを過ぎると+3〜+4m/sのサーマルが発生していました。
今年も残すところあと一ヶ月ですが、気を緩めず安全に気をつけて運航して参りたいと思います。
本日は総勢10名のゲストの方に来場頂き、賑やかな1日となりました。
皆様初めてのグライダーを大変楽しんで頂けたとのことで、何よりです。
体験飛行を通じた地域との交流・グライダースポーツの普及活動は私達NPO法人学生航空連盟の活動の主軸であり、
今後とも精力的に行っていければと考えております。
さて、複座機PW-6Uに教官のお二人が乗り込み、チェックフライトから開始です。
NPO法人学生航空連盟では「ウインチ曳航」によるフライトを実施しているため、ウインチの維持整備は大変重要です。
昨年、株式会社 Japan General Aviation Service (JGAS)様 のご支援も頂き、エンジンの載せ替えを行いました。
イギリス製、7,600cc、260馬力のエンジンは、本職エンジニアの会員のご協力も有り、良好なコンディションで使用できております。
本日は会員・ゲストを合わせ総勢20名以上での活動となりました。
緊急事態宣言中はゲストの方にご来場いただくことが出来ておりませんでしたが、
再開以降、たくさんの方にご来場頂け、滑走路は毎週賑わっています。
滑走路の状況も良好、3機にて運航を行いました。
本日は離脱高度1,700~1800ft前後と、なかなか高く取れています。
グライダーの曳航には、通常時1トン以上の張力に耐えるナイロン製のロープ(曳航索)が使われます。
曳航索は何度も繰り返し使われることで徐々に摩耗し、弱くなった箇所から切れてしまうことがありますが、
切れた部分を除去し編み直して繋ぐことで、再度使用することが出来ます。
今日は久々に索切れが発生したため、学生委員長にきっちり編み直して頂きました。
日没が早い冬季、機体置き場でのデブリーフィングに必須の電灯が切れてしまっていたのですが、
会員の方が工事をしてくださり、無事点灯するようになりました。
有難うございます。